CRA新卒/転職:Syneos Health(サイネオス・ヘルス)の評判や年収について徹底解説!

2022年4月14日

どうも、はるきちです。

製薬・CRO業界は比較的転職が盛んですので、数年たつと知り合いがどこにいるのかがわからなくなってしまうということもしばしばあると思います。

ここ最近転職した人や転職を考えている人も多いと思いますが、会社選びの基準として年収は重要な要素ですよね。

私が在籍している製薬メーカーでは複数のCROさんと付き合いがあり、仲が良いCROのCRAさんとは雑談程度にいろいろな話をします。

その中で、ここ最近の転職市場では、CROの中ではサイネオスが一番高年収を提示しているとの話を耳にしましたので、今日はサイネオスについて書いてみたいと思います。

サイネオスとはどんな会社?

サイネオスの正式社名は「Syneos Health」でして、アメリカに本社を置くGlobal CROです。

Globalでは「シネオス」と発音しますが、日本語読みでは「サイネオス」と発音します。

2021/2/18に発表された2020年の決算によると、2020年のGlobal全体での売上高は$1,140 M、営業利益は$110.5M、営業利益率は9.7%です。
(2021/2/18時点の1ドル 105円として計算すると、売上高 約1,197億円、営業利益 約116億円となります。)


売上高でいうと、製薬会社の中では久光製薬や持田製薬と同等の規模となります。

Syneos HealthのBusinessは「Clinical Solutions(CRO事業)」と「Commercial Solutions(コントラクトMR事業)」の2本柱であり、それぞれのSegmentの売り上げ比率は、CRO:コントラクトMR事業=3:1の比率となっております。

日本でも両方のSegumentのビジネスを行っておりますが、やはりCRO部門の方が売上が高く、人員も多いようです。

日本法人のサイネオ・ヘルス合同会社は品川シーズンテラスに本社を構えており、CRAは品川、日本橋、大阪の3オフィスのいずれかに配属されるようです。

東京にオフィスが2つあるCROは珍しいですね。

サイネオスは元々inVentiveとINCが合併してできた会社ですので、統合前の両社のオフィスをそのまま使っているようです。

今までは経験者の中途採用のみでしたが、昨年から新卒採用も開始しています。

品川シーズンテラスは品川駅の港南口に位置しているので、新幹線の乗降や羽田空港へのアクセスに便利な場所だね!

他社Global CROとの比較

次に、日本にオフィスを構えている競合のGlobal CROと、2020年の決算を比較してみたいと思います。

CROはそれぞれの会社に特色があり、例えばIQVIAであればマーケティング部門があったり、Labcorp(旧Covance)であればCentral lab事業があったりと、各社それぞれ特色があります。

そのため、一概に売上高を比較してもあまり意味はないかもしれませんが、ここでは「営業利益」について注目したいと思います。

その理由として、営業利益は「本業で儲ける力」を表しますので、営業利益が高い会社は稼ぐ力が強い会社ということになります。


以下の表を見て一番に目が行くのは、Labcorpの営業利益率の高さです。

CROは全体的に利益率があまり高くない産業ですが、その中で17.4%という数字はかなり高いと言えます。

売上だけを純粋に比較すると、SyneosはLabcorpやIQVIAの10分の1程度となり、営業利益率は9.7%とまずまずの数字です。

なお、Parexcelは2017年に上場廃止していることより、インターネット上に掲載されていた情報を元に記載しているため、正確な数値ではない可能性があります。その他の4社は、各社HPに掲載されているFinancial reportの情報を掲載しております。

サイネオスは受託型と派遣型の両方を展開している。

一般的に、CROには、大きく分けて2つのタイプのビジネスモデルがあります。

1つは仕事を受託し、治験依頼者の指示のもとでCROの名刺で仕事を行う受託型と、製薬メーカーにCRAを派遣する派遣型の2つのタイプがありますが、サイネオスでは両方のビジネスモデルを展開しています。

更に、受託型には「CROへの丸投げ試験」と「ハイブリッド型」試験があり、サイネオスではどちらのモデルも受託しています。

Global CROで働くことの大きな魅力の1つとして、丸投げ試験に携われることが挙げられますが、複数のモデルが存在するため、必ずしも丸投げ試験に携われるわけではありません。

また、治験国内管理人としての試験も受託しています。

CROへの丸投げ試験や治験国内管理人の試験は、比較的治験依頼者に近い業務ができます。今後のキャリアにもプラスになると思いますので、CROのStudy Managerクラスの人は是非積極的にトライしてみてください。

Syneosの労働環境はホワイト

Syneosの現役CRAに聞いてみたところ、労働環境はホワイトのようです。

試験の立ち上げ段階は、どの会社でも忙しいと思いますが、波が過ぎれば労働時間もそこまで多くはならないようで、労働時間は適正に管理されているようです。

そのため、慢性的に仕事が忙しく、常に激務になるというケースは無いようです。

はるきち

労働時間や労働環境は、会社や部署のトップが変わると、ガラッと変わることがあります。2022年1月時点では、労働環境はかなりホワイトのようです。

Syneosの年収はCRO業界ではトップクラス

20年ほど前は、CRO業界における高年収の会社と言えば当時のクインタイルズ(現:IQVIA)でしたが年収面では今はサイネオスがトップだと思います。

少し前は、コバンスとサイネオスの2社が高年収の代表格でしたが、コバンスはここ最近は以前ほど高年収は提示していないみたいです。

はるきち

2022年1月時点で、大手外資系CROの年収は、

Syneos > Labcorp > Parexel > IQVIAの順番になると思われます。

※各社ビジネスの状況に応じて年収提示額が変化する可能性があります。


前職の年収や経験にもよりますが、サイネオスではざっくりの以下の年収は狙えると思います。

Senior CRA:残業込で1,000万前後
Study Manager:1,200万前後

Study Managerで1,200万あればかなり高年収だと思いますし、実際製薬メーカーでも1,200万貰っているStudy Managerはあまり多くはないと思われます。

大手内資系CROのStudy Managerは、大体800~900万であることを考えると、かなりの高待遇であると言えます。

今はかなり高年収を出していますので、Globalの方針として日本への投資を積極的に行い、良い人材を集めている最中だと思います。

この投資がいつまで続くかわかりませんが、数年後には同じ年収が提示されていない可能性もありますので、入るなら高年収を提示しているうちに入りたいですね。

求められる英語力

Syneosでは、高い英語力が求められます。

実際に、Syneosと仕事で関わったことがありますが、英語に対しては前向きに努力している人が多い印象で、Global teamとのMtg.でもしっかりと発言している人が多かったように思います。

英語に関する取り組み方は、本人の考え方やその会社の社風によっても差が出るところだと思います。

英語はどこの会社でも使えるスキルですので、毎日コツコツ学習しましょう!

まとめ

サイネオスとは実際に仕事上で付き合いがありますが、個人的には好きなCROの1つです。

仕事はしっかりやる人が多い印象で、開発に前向きに携わりたいと考えいる人が多い感じですね。

以前、前身のinVentive時代はあまりいい噂がなく、年収は高いが社内は全く整っていない印象がありました。

しかし、日本に上陸して10年前後が経過し、今はしっかりとした会社に育ったと思いますし、混沌とした時代に入って今もサイネオスに残っている人がいれば、きっと結構出世されているのではないかと推測しております。

一般的に、CROより製薬メーカーの方が年収が高いケースが多いですが、サイネオスは別格で、製薬メーカーと同等以上の条件が出ると思います。

製薬メーカーに行きたい人はまずは製薬メーカーを目指してほしいと思いますが、CROでキャリアを全うする場合はサイネオスみたいな高年収の企業は魅力的ですよね。

中には、宗教染みた薄給の内資系CROもありますが、そういう会社に行くのであれば、絶対に高年収の外資系CROに行った方が良いと思います。

労働時間もそこまで多くは無く、ホワイトな環境のようですので、非常に魅力的な会社だと思います。

年収を求めて転職すること自体、日本の民族性からするとあまり好ましく思われませんが、私としては全然ありというか、むしろそれが自然だと思います。

なお、高年収を勝ち取るためには、転職エージェントを通しての交渉が必須となります。

求職者の立場で年収交渉はしづらいと感じる人が大半だと思いますので、転職時は必ず転職エージェントを通して転職活動をしましょう!

私が実際に登録しているお勧めの転職エージェント5社を以下のブログに書いていますので、併せてご覧ください。

では!

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