CRA新卒/転職:Abbvie(アッヴィ)の評判や年収を徹底解説!

2022年4月14日

どうも、はるきちです。

私は以前CROでCRA、チームリーダーを担当しており、現在は外資系製薬メーカーでオンコロジー領域のStudy Managerを担当しています。

今日はアッヴィ合同会社のCRAについてご紹介したいと思います。

アッヴィは、モニタリングを全て社内で実施し、CROにはアウトソースしない非常にユニークな会社です。

全員が正社員ではなく、半分ぐらいはCROからの特定派遣のようです。

今日はアッヴィのモニタリング部やCRAにフォーカスして書いてみたいと思いますので、興味がある方はご一読ください。

アッヴィ合同会社とは

会社名アッヴィ合同会社 (英文表記 AbbVie GK)
社長ジェームス・フェリシアーノ(James C. Feliciano)
事業内容医療用医薬品の開発、輸入、製造販売
製品売上高1,137億円(2020年日本法人決算)
設立2012年3月30日
事業開始2013年1月2日
従業員数1,485人(2021年12月末時点)
資本金4億円
本社所在地    〒108-0023
東京都港区芝浦三丁目1番21号 msb Tamachi 田町ステーションタワーS

アッヴィは、米国に本社を置く大手外資系製薬メーカーで、

  • 免疫領域
  • ウイルス領域
  • オンコロジー領域
  • 中枢神経領域

を重点領域としています。

アッヴィは、2013年にアボットからスピンオフされる形で誕生しました。

スピンオフ後、アッヴィはヒュミラをはじめとする新薬を取り扱い、アボットは長期収載品、医療機器やアイケア用品を取り扱っています。

ヒュミラはここ数年、ずっと医療用医薬品の売上が1位のメガブロックバスターですので、多くの人にとってはアッヴィ=ヒュミラだと思います。

しかし、近年はリンボック、スキリージ、ベネクレクスタなどの大型化が期待される薬剤を上市し、ヒュミラ依存を脱却しつつあります。

また、アッヴィは2020年にアラガンを買収し、アラガンの製品群とパイプランを手に入れています。

買収の理由は諸説あるようですが、ヒュミラ依存を脱却するために、アラガンの美容系の製品を手に入れることが目的だったとされています。

はるきち

大変失礼ながら、アッヴィには少々地味なイメージがありますが、パイプラインはかなり充実していますね。業界トップクラスと言っても過言ではありません。特に、オンコロジー領域のPhase1をここまで多く実施している会社は、他には無いと思います。


日本法人の本社は、JR田町駅に隣接するmsb Tamachi 田町ステーションタワーSです。

アッヴィは元々、田町駅から徒歩10分ぐらいの場所に日本法人の本社がありましたが、数年前に新築のmsb Tamachi 田町ステーションタワーSに移転しています。

アッヴィが入ってるビルの向いに、2021年にアストラゼネカが移転しています。

アッヴィの業績推移

2018~2021年の売上、営業利益、営業利益率、最終利益を決算資料に基づき、以下の表に纏めています。

はるきち

営業利益率は本業の儲けを表す重要な指標ですが、2021年の31.8%は驚異的な数字です。売上が毎年右肩上がりで上昇しつつ、これだけ高水準の営業利益率をキープできるのはさすがです!

2018201920202021
売上
(Dollars in Millions)
32,75333,26645,80456,197
売上
*2022/4/1時点の1$=122円で日本円に換算
3兆9,958億円4兆584億円5兆5,880億円6兆8,560億円
営業利益
(Dollars in Millions)
6,38312,98311,36317,924
営業利益率19.4%39%24.8%31.8%
最終利益
(Dollars in Millions)
5,6877,8824,62211,549


また、2021年の決算資料にから、以下の画像を抜粋しています。

2021年の当社のグローバル全体での売上ベスト3は、

  • ヒュミラ
  • イムブルビカ(日本では、ヤンセンファーマが開発・プロモーションを担当)
  • スキリージ

となっています。

はるきち

日本では発売されていない製品も含めると、約10個のブロックバスター(年間売上10億$以上)があることがわかります。その中で、ヒュミラの売上は、日本円換算で2兆円を超えています。


AnswersNewsによると、2020年12月期決算におけるアッヴィの売上は、グローバルで4位となっています。

はるきち

数年前までは、グローバルで10位前後でしたが、アラガンの買収、既存製品の成長、新薬上市の成功により、グローバル4位まで上昇してきましたね。

アッヴィのモニタリングの体制

アッヴィには、120名前後のCRAが在籍しているようでして、そのうち約半分が正社員、残り約半分がCROからの特定派遣となります。

モニタリング部は、オンコロジー領域とそれ以外に分けられています。

アッヴィは、全て社内でモニタリングを行う関係上、CRAの中途採用は基本的に通年で出ていますし、CRO出身者も応募可能です。

はるきち

巷では、アッヴィのCRAの業務量は多いと有名ですね。ここ最近は以前よりも業務量を減らしているという話を聞きましたので、以前ほど忙しくはないかもしれません。


業界全般として、2010年代中盤頃まではアウトソースが主流であり、製薬メーカーのCRAの中途採用が激減していた時期がありました。

ただし、ここ近年は、

  • アウトソースするより、社内で雇用する方が低Costである
  • 社内に一定数のCRAがいる方が、社内にナレッジが蓄積できる
  • アウトソースする場合、CROとの契約やCRAへのトレーニングに時間を要することがあるため、社内にCRAがいた方が迅速な対応が可能である

という理由により、CRAの中途採用が増加傾向にあります。

CROから製薬メーカーに転職したい人は、アッヴィはまさにねらい目の会社だと思いますので、積極的にチャレンジしてみてください。

また、アッヴィでは新卒でもCRAを採用していますので、製薬メーカーのCRAを狙っている就活生にもチャンスがある企業です。

アッヴィのCRAの年収

アッヴィの年収は、外資系製薬メーカーの中で平均的な水準の年収だと思います。

アッヴィに限った話ではありませんが、おそらく製薬メーカーからの転職者に対しては年収を積む傾向にあり、CRO出身者に対しては多少渋い面があると思います。

そのため、面接でよほど高い評価を得ない限り、CRO出身者で転職時に年収がドーンと上がることは無いと思われます。

はるきち

年収だけを見ると、SyneosやLabcorpに転職した方が、転職時の年収は良いと思います。応募する際は、製薬メーカーで何がしたいかをしっかりと考えて応募するようにしましょう!

求められる英語力

CRAは、業務上の英語の使用頻度はそこまで高くはありませんので、メールの読み書きができれば問題ないと思います。

ただし、当社の中途採用の面接時には英語の面接がありますので、しっかりと対策をして臨む必要があります。

実際に、過去に当社の面接を受けた方からの情報によると、英語の面接での質問は、

  • 自己紹介
  • 志望動機
  • どうやって英語力を向上させるか

という内容であったようです。

必ず上記の質問がされるというわけではないと思いますが、事前に準備をしていないと回答が難しいですね。

面接前に想定質問集を作ると思いますので、同様に英語においても想定質問集を作って、面接に臨む必要がありそうです。

なお、臨床開発の世界では、製薬メーカー・CROともに英語は必須ですので、英語の勉強を地道に継続しましょう!

まとめ

今日は、アッヴィのCRAについて見てきました。

アッヴィはパイプランが豊富ですし、これからも売上を伸ばしているいける優良企業だと思います。

社内公募も積極的に行われているという話を聞きますので、ゆくゆくはCRA以外にチャレンジしたい人にもおススメですね。

ただし、アッヴィのCRAの業務量はそこそこ多いと聞きますので、ハードワークが求められると思います。

アッヴィの求人は、以下の5社であれば取り扱いがあると思いますので、興味がある方は是非登録してみてください!

では!


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