Oncology全盛時代の終焉について

どうも、はるきちです。

半年以上ブログを書いていなかったので、本当に久しぶりです。

ブログを書いていない間もたまに現役CRAさんや大学生からブログについての質問を頂いており、ご覧になっている方もいるんだなと、大変ありがたく実感しておりました。

最近は、将来のキャリアのことや、私の友人がFIREを目指しているということもあり、少しFIREに興味がわいたり、将来のことをいろいろ考えていました。

その中で、今日はここ最近私が感じている『Oncology全盛時代の終焉』について考えてみようと思います。

Oncology領域の隆盛はどのように始まった?

Onclogy領域の隆盛は、私の感覚だと2005年から2000年代後半から始まったと思います。

私は2000年後半にCRAデビューしたのですが、その頃からOncology領域をやりたいという人が増えてきた感じでした。

その背景としては、各社これからOncology領域に力を入れる、または新たに参入するというタイミングで、『これからはOncology』という匂いがプンプンしていたことを今でも覚えています。

それ以降、ご存知の通り、Oncology領域の治験の数も飛躍的に伸び、また様々な製品が発売されるようになり、昨今では一番の花形領域になったという変遷を辿っています。

大手製薬メーカーや大手CROには必ずと言っていいほど、Oncology部門が設置されていますよね。

Oncology領域の隆盛と共に、特に製薬メーカーのCRAの中途採用の要件には「Oncology経験」が入るようになりましたし、そのような理由もあり、Oncologyをやりたいと人が激増しました。

実際に、私もCRO在籍中にOncology領域にたまたま携わることができ、それがきっかけで今のメーカーに入ることができたと思っています。

そう考えると本当にOncologyをやっていて良かったと思っていますし、転職できたことにより自分のキャリアを大きく変えることができましたので、Oncology領域経験者になって本当に良かったと思います。

ここ最近は隆盛を極めているOncology領域ですが、2000年代以前はどうかというと、Oncology領域は実はじ
地味な領域でした。

腫瘍内科の先生方とお話しても、お年を召した年配の先生方は「Oncology領域は内科より外科の方が以前はもてはやされており、昔は治験の数も少なかった。今は、腫瘍内科自体が以前より注目されている。」と口を揃えて仰います。

Oncology領域がもてはやされる前は、リピトールやノルバスクなど、生活習慣病の低分子化合物の全盛期でしたので、Oncology領域よりもGeneral Medicineの方が人気があったと思います。

Oncology領域の終焉は近いかもしれない

ただ、最近は本当に違和感を感じることが多くなりました。

何に対して違和感があるか?というと、ここ最近Oncology領域の開発がかなりニッチなところに行っているからです。

例えば、非小細胞肺癌は患者さんが多く、Oncology領域の中でも各社力を入れている癌腫の一つです。

しかし、患者さんのパイが多いため、本当に多くの薬剤が開発された結果既にレッドオーシャン化しており、既に限界に近付いている感じがします。

そのため、ここ最近は、ごくごく少数の特定の遺伝子変異がある患者さんを対象とした治験が増えてきております。

それ自体が悪いとは思いませんし、そのようなニッチな開発を行うことにより救われる患者さんがいることを思うと、素晴らしいことではあります。

しかしながら、そのような開発ばかりになると、Oncologyも既に開発し尽くした感があり、ピークは過ぎたんだろうなと感じますね。

血液がんでも、B細胞リンパ種なども競合品が多いですし、同じようなレジメンも結構ありますよね。

各社こぞってOnocologyに力を入れた結果、そろそろ終焉に向かっていると感じることが多くなりました。

Oncologyをやりたいから、という理由での転職はNG

今までは、Oncologyをやりたいからという理由で、それが強いCROに転職するという人も結構いたと思います。

しかしながら、間違いなく今後はそのような転職は止めた方が良いです。

Oncology領域に並々ならぬ思いがあり、どうしてもやりたいという方は積極的にOncologyが強い会社に行った方が良いと思います。

ただ、大半人はCVに箔を付けることが目的ですよね?

これから終わりを迎える(と私が勝手に予想している)領域をわざわざ好んでやる必要はありませんので、CVに箔を付けたいと思っている方は、今からであれば違う領域で箔を付けた方が良いと思います。

これからはどこの領域が良い?

Oncology領域の次は何かというと、やはり希少疾患系ですよね。

希少疾患に携わる機会があれば、積極的にチャレンジした方が良いと思います。

あと、このブログはご覧になっている方の中にはCRAさんも多くいると思いますが、Clinical Operation以外のキャリアを早く見つけた方が良いとも思っています。

CRAさんの中には、CRAとしてキャリアを積んで、その後はStudy Managerになるとい目標を持っている人も多いと思いますし、CRAにとってそれが王道のキャリアパスだと思います。

ただ、CRAやStudy Managerを含むClinical Operation自体、ずっと長くやるものでも無いと思っております。

要は、治験がどう動いているかがわかれば良くて、次のキャリアを描くための土台続くかなと思います。

製薬メーカーの開発にいる方は何となくこのことがわかると思いますが、CROしか経験がない人はあまりピンと来ないかもしれません。

私もCROにいた時は、Clinical Operation以外に移ることを考えたこともありませんし、CROの中ではClinical Operationの売上が高い分、Clinical Operationが力を持ってますよね。

そのような背景もありCROにいる時は他のRoleを担当することを考えことは無かったのですが、大手CROであれば薬事部門もあると思いますので、Clinical Operationに飽きた方にはお勧めです。

あと、新しいキャリアパスを築くには若い方が有利ですので、CRAは一通り経験した30代前半ぐらいで次のキャリアを描けたら良いですね!

では!

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