CRA新卒/転職:Labcorp(ラボコープ)の評判や年収について徹底解説!

2022年4月16日

どうも、はるきちです。

以前、Labcorp(旧Covance)とSyneosについて、以下のブログを書いたのですが、たくさんの方にご覧頂き、アクセス数も伸びています。

昨今では、CRO業界での転職といえばこの2社が中心ですので、皆さん関心がある2社だと思います。

それもあって、先日Syneosは別個にブログを立て、以前より詳しい情報を載せています。

今日は、Labcorpについて、以前より詳細な情報を書いてみたいと思います。

Labcorpとはどんな会社?

LabcorpはUSに本社を構えるGlobal CROで、世界中でビジネスを展開しています。

日本では、社員数は約400名で、本社は勝どきの晴海トリトンスクエア オフィスタワーです。

CRAさんが在籍するオフィスは大阪にもあります。

はるきち

数年前に、Labcorp主催のイベントがLabcorpの日本の本社で開催され、その際私も参加しました。オフィスはとても綺麗でしたし、良い環境で仕事ができると思います。あと、勝どきはオフィス多く、高層ビルが多い一方で、お店が少ないことが難点だね。


2021/2/11に発表された2020年の決算発表資料によると、Global全体での総売上$13,98B、Diagnostics(Central Lab)事業の売上が$9.25B、Drug Development事業(Clinical Operation)の売上が$4.88Bとなっています。

2021/2/11時点の1ドル=104円で換算すると、2020年の売上は以下のようになり、Labcorp の主力はCentral Lab事業であることがわかります。

  • 売上:約1兆4,537億円
  • Diagnostics事業の売上:約9,620億円
  • Drug Development事業の売上:5,075億円

他社Global CROとの比較

次に、日本にオフィスを構えている競合のGlobal CROと、2020年の決算を比較してみたいと思います。

CROはそれぞれの会社に特色があり、例えばIQVIAであればマーケティング部門があったり、SyneosはMRの派遣事業をやっていたり、各社それぞれ特色があります。

事業の多角化という観点で言えば、IQVIAは積極的にいろいろな分野に進出しています。

そのため、一概に売上高を比較してもあまり意味はないかもしれませんが、ここでは「営業利益」について注目したいと思います。

その理由として、営業利益は「本業で儲ける力」を表しますので、営業利益が高い会社は稼ぐ力が強い会社ということになります。

以下の表を見て一番に目が行くのは、Labcorpの営業利益率の高さです。

CROは全体的に利益率があまり高くない産業ですが、その中で17.4%という数字はかなり高いと言えます。

あと、世間一般ではIQVIAが業界最大手という印象がありますが、売上高ではLabcorpの方が高いことがわかります。

なお、Parexcelは2017年に上場廃止していることより、インターネット上に掲載されていた情報を元に記載しているため、正確な数値ではない可能性があります。その他の4社は、各社HPに掲載されているFinancial reportの情報を掲載しております。

Labcorpのビジネスモデル

Labcorpでは、Global Studyの『丸投げ型試験』しか受託していません。

私は、『丸投げ型試験』かICCC(In country Clinical Care-taker:治験国内管理人)の試験が、CROで一番経験が積める試験だと思っています。

IQVIA、Parexel、Syneos、Iconなどの大手外資系CROは、Local Studyも受託していますし、Global Studyの中でも『ハイブリッド型』も一定数あります。

そのため、Labcorpでは『丸投げ型試験』しか受託していないという点が一番の特長だと思いますし、『丸投げ型試験』でリーダーなどを経験すれば、製薬メーカーのStudy Managerもギリギリ狙えると思います。

内資系CROでGlobal Studyの経験がないCRAさんで、「絶対にGlobal Studyをやりたい!」という方は、Labcorpに是非チャレンジしてみてください。

あと、LacorpではCRAを製薬メーカーに派遣する派遣型も行っていません。

受託型と派遣型でそれぞれメリット・デメリットがありますが、絶対に製薬メーカーに派遣に行きたい(あわよくば、そのまま転籍したい)という人は、派遣型のみのCROを選択することをお勧めします。

Labcorpの年収はCRO業界トップクラス

CROは業界内での転職が割と活発な業種だと思いますが、昨今は年収を上げたいCRAはLabcorpかSyneosに集まる傾向にありますね。

それ自体は悪いことでないですし、年収を上げるために転職するというのは寧ろ自然な行動だと思います。

Labcorpが日本に進出したばかりの頃はかなりの年収を積んでいましたが、今は以前ほどの高年収は提示していないようです。

それでも、おそらく業界内ではSyneosに次ぐ高年収企業だと言えます。

前職や年収や経験により異なりますが、年収レンジは大凡以下のようになっています。

Senior CRAの要件としては、経験5年以上ですので、院卒でCRAを始めた場合30歳ぐらいで最速Senior CRAになることができます。

あと、Covanceの給与制度のもう一つ良いところは、一般職も夏と冬の賞与がありません。

そのため、基本給が高くなり、その分残業単価も上がります。

残業をダラダラやって、残業代で稼ぐという思考は好きではありませんが、残業の単価が高いことは良いことですね。

Senior CRAは残業代まで入れると、950万前後は少なくとも狙えると思います。

-Senior CRA:840万+残業代
-Clinial Team Lead:950万~1,200万
-Line Manager:1,100万~1,350万
-Senior Manager:1,400万前後

求められる英語力

Labcorpでは、高い英語力が求められます。

Global teamとは定期的にMtg.がありますので、日ごろから英語を勉強しておく必要があります。

日本からはチームリーダーとLead CRAがMtg.に参加しているようですね。

私の知り合いが実際にLabcorpにいるのですが、求められる英語力はかなりレベルが高いようで、入社後はかなり苦労していました。

英語はLabcorpに限った話ではなく、製薬メーカー・CROで臨床開発に携わるの全て方に共通する話です。

以下の記事におススメのオンライン英会話教室を纏めていますので、こちらもご参照ください。

Labcorpの面接

ここ最近までは、即戦力の経験者の中途採用のみで人員を補充しており、新卒採用は行っておりませんでした。

しかし、会社の規模が大きくなり、新卒採用も開始しています。

私の周りにもLabcorpを受けたことがある人が数名いますし、Labcorpにも知り合いがいるのですが、話を聞く限りでは、Labcorpの採用基準(中途採用)は他社CROより厳しい印象があります。

他社CROであれば、経験者CRAが落ちることはほぼありませんし、面接で会話が成立するレベルの人であれば通常採用となります。

しかし、Labcorpの場合は他社CROであれば通常選考を通過するレベルのCRAさんを結構落としている感じがあり、他社CROより面接では厳しく評価をしているような気がします。

まとめ

LabcorpとSyneosの2社は、2022年現在では年収では他のCROを圧倒しています。

決算資料を見ても会社自体も儲かっていますし、それを社員に還元するのは非常に良いことですね。

どの会社にも言えますが、日本での投資を加速させている時期は優秀な人を集めるために年収を積む傾向にありますが、ある程度成熟してくると提示額が下がる傾向にあります。

IQVIAは現在そのような状態ですので、LabcorpとSyneosもいつまで高年収を提示するかはわかりません。

数年後には提示する年収が下がっていることも往々にしてありますので、入社するのであれば高い年収を提示している時期に入りたいですね!

なお、高年収を勝ち取るためには、転職エージェントを通しての交渉が必須となります。

求職者の立場で年収交渉はしづらいと感じる人が大半だと思いますので、転職時は必ず転職エージェントを通して転職活動をしましょう!

私が実際に登録しているお勧めの転職エージェント5社を以下のブログに書いていますので、合わせてご覧ください。

では!



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