IQVIAへの入社推奨度は(社風・年収・受託状況etc)?

2021年2月1日

どうも、はるきちです。

今日は、CRO最大手 IQVIA(旧クインタイルズ)への入社について、転職エージェントや知り合いに情報を確認しましたので、私が把握している範囲の内容をお伝えしたいと思います。

新卒・中途での入社を検討されている方は是非参考にしてみてください。

IQVIAとは?

ご存知の方も多いと思いますが、業界最大手の外資系CROです。

以前はクインタイルズという社名でしたが、IMSと合併したことに伴い、IQVIAに社名変更しております。

治験業界でクインタイルズを知らない人はいないぐらい有名な会社でしたので、多くの人にとっては『クインタイルズ』という社名の方が馴染みが深いような気がします。

現在は、IQVIAジャパンというグループの中に、IQVIAサービシーズ ジャパン株式会社(旧クインタイルズ)とIQVIAソリューションズ ジャパン株式会社(旧IMSジャパン株式会社)という2つの会社が存在しております。

【IQVIAサービシーズ ジャパン株式会社】
社員数:約4,000名
事業内容:モニタリング、DM、STAT、Medical writing、薬事、Real world、QC、ECGなど。受託している事業内容は多岐に渡る。
入社難易度:新卒入社者は国立大の薬学部院卒や有名私大の理系院卒が大半であり、CROの中では新卒入社難易度はMaxであると考えられる。その一方で、CRA経験者であれば普通にしていれば面接で落ちることはない。
オフィス:東京(本社)、大阪、札幌、福岡オフィス:東京(本社)、大阪、札幌、福岡
URL:http://cro.quintiles-career.com/

IQVIAの本社は東京都港区にあり、最寄り駅は品川駅です。

京急線の改札を出て、第一京浜の横断歩道を渡った目の前が本社ビルですので、雨の日も横断歩道だけ傘をさして渡れば濡れることはなさそうです。

あと、新幹線・飛行機の利用にも非常に便利な立地ですね。


社風

10年ぐらい前までは、かなり厳しい社風で有名でした。

CRAを使い捨てておりましたし、その分残ることができれば報酬も凄いと評判の企業で、いろいろな意味で製薬メーカーより生き残るのが大変だったようです。

しかし、現在は離職率を低下させるべく、その辺もかなり改善されたようです。

そのため、業務量や残業時間も常識的であり、非常にクリーンな会社であると言えると思います。

英語の使用状況

外資系ですので、英語は当然使います。

CRAレベルであればメールのやり取りができるレベルで問題ないと思いますが、Study ManagerクラスであればGlobalメンバーとのテレカンもありますので、当然英語力は求められます。

Globalとテレカンに困らないだけの英語力を身に着けたいと思ったら、多少時間はかかりますよね。
Study Managerになったからと言って、英語を話せるようになるわけではありませんので、Study Managerになることを見越して数年単位で準備をしておく必要があります。

はっきり言って、Study Managerになってからやればいいや、という人は正直遅すぎます。

というか、その程度の気概しかないようでしたら、多分Study Managerにはなれないと思います。

自分がStudy Managerになった時を見越して、日々コツコツと学習する必要があります。

以前、別記事でも紹介したのですが、今まで私が長年英語学習を続けてきて、選りすぐりのテキストを以下のブログに掲載しておりますので、参考にしてみてください。

CRAのJob Grade

当社では、以前はCRAのJob Gradeが3段階(CRA trainee, CRA II, Senior CRA)でしたが、現在では以下の5段階となっております。

人が増えたため、Job Gradeを細分化しているわけですが、当然のことながら現行の5段階になってから出世スピードがかなり遅くなっております。

CRAの中だけで5段階ってどういう事やねん!って感じですが、Senior CRA IIになるのにかなりの年月を要することが想定されますので、他社CROよりもManagerになる年齢が遅い傾向にあると想定しております。

CRAのJob Grade
-Senior CRA II
-Senior CRA I
-CRA II
-CRA I
-Associate CRA

当社に限った話ではありませんが、Job Gradeを細分化しだした会社はかなり成熟しており、よって今後ポストの増加はあまり期待できないと考えております。

同じ年数を過ごした場合であっても、規模拡大中でポストを増やしている会社で経験を積んだ方が早く出世できる傾向にありますので、その点も考慮した上で会社を選ぶべきだと思います。

年収



結論から言うと、CRO全体から見ると高い方ではありますが、最近は以前ほど高給を出していないようです。

どの会社にも言えますが、会社が大きくなり、間接部門の人数も多くなると、昇給率はやや下がる傾向にあると思います。

2010年頃のIQVIA(当時クインタイルズ)はかなり人を集めており、年収もかなりUpして入った人が多かったみたいですし、入社一時金も100~200万ほど提示していたようです。

それに加え、その後組織を拡大しておりますので、2010年頃に入った人達は労せずしてManager職に昇進しております。

現在は以前ほど羽振りは良くないようで、内資CROよりも多少良い程度と思っておいた方が良いと思います。

賞与は年3回(夏・冬・3月)あり、3回合計すると基本給の7.5ヶ月分くらいになるようです(期末の評価が平均的な評価の場合)。

新卒 or 中途によっても異なりますが、Senior CRA IIで年収600~700万+残業代ぐらいの年収となりますので、そこまで給料が高いわけではありません。

Global Studyの受託状況

Global Studyはかなり多く受託しておりますが、Local studyも受託しておりますので、必ずしもGlobal Studyに携われるというわけではありません。

当社に入れば必ずGlobal studyを担当できると考えて転職する人もいるようで、そういう人がLocal studyにアサインされた場合は、かなりモチベーションが下がってしまうということがあるようです。

その点、CovanceはGlobal Studyしか受託しておりませんので、どうしてもGlobal Studyを経験したい方はCovanceの方がお勧めです。

受託領域

かなりの数の治験を受託しておりますので、おそらく全ての領域を受託しており、Oncology領域もかなりの数受託しております。

しかしながら、必ずしもOncologyに携われるわけではありませんので、どうしてもOncologyがやりたいなどの希望がありましたら、インテリムなどOncologyに力を入れているCROの方がベターです。

仕事のModel

IQVIAはたくさんの依頼者と仕事をしているだけあって、受託のModelも様々あるようです。

モニタリングのみの契約もありますし、中にはDMやSTATなども含めてたくさんのFunctionで受託するケースもあるようです。

あと、社内にはGlobal Leaderもいるようで、IQVIAのOperationをGlobalレベルで統括している人もいるようです。

その背景として、ここ最近は特に内資系の製薬メーカーが日本発信のGlobal Studyをやりたいと考えているようで、IQVIAも依頼者の求めに応じてIQVIA JapanにGlobal Leaderを置いているケースもあるようです。

ここ数年は、Global Leaderの数は年々増えているようです。

IQVIAへの入社推奨度(はるきちの見解)



私の個人的な見解ですが、新卒及び中途(未経験)で入るならお勧め致しますが、中途(経験者)であればお勧めできません。

上記の判断の根拠ですが、CRO業界の最大手ですので、教育体制はしっかりしており、かつ英語を使う環境であることを考えると、新卒や中途(未経験)で入る会社としてはお勧めできます。

CRAとして3~5年経験後に、製薬メーカー又は他社CROへの転職を十分狙えます。

中途(経験者)については、敢えて当社にする必要性を感じないというのが私の見解です。

必ずしもGlobal studyが担当できるわけではなく、年収が高いわけでもない、更に昇進にも時間がかかることが目に見えておりますので、外資系CROに転職する際にまず検討すべきは、CovanceとSyneosであると感じております。

ここ5年ぐらいで、IQVIA→Covance、IQVIA→Syneosへ転職するCRA及びStudy Managerがかなりいるとのことですので、年収で見た場合はCovance、Syneosには遠く及ばない印象です。

ただし、製薬メーカー出身者にはかなり羽振りが良く、それなりの肩書を準備し厚遇しているようですので、製薬メーカー→IQVIAへの天下り転職であればお勧めできます。

では!

転職サイトはdoda

リクルートエージェント

Follow me!

CRO, 転職

Posted by はるきち