ギリアド・サイエンシズの年収やパイプラインについて徹底解説

2023年1月25日

どうも、はるきちです。

私は以前CROでCRA、チームリーダーを担当しており、現在は外資系製薬メーカーでオンコロジー領域を担当しています。

今日は外資製薬メーカーのGILEAD(ギリアド)についてご紹介したいと思います。

なぜ、ギリアドを調べたかというと、2023年1月時点で私が最も興味がある会社の1つだからです。

当社にはいろいろな魅力がありますが、私が考えるギリアドの魅力は以下4点だと思っています。

  • 高年収
  • RSU付与
  • 豊富なパイプライン
  • 時価総額 14.5兆円(2023/1/7時点)


ギリアドは日本市場の中ではまだまだ歴史が浅い会社ではありますが、時価総額がかなり大きく、すでに買収されにくい規模にまで成長していると思いますし、かつパイプラインもかなり豊富です。

それに加えて、高年収+RSU付与で条件面もかなり良いと聞いています。

要するに、メガファーマの良い点と、ベンチャーの良い点を併せ持っていて、非常に良い会社だなと感じているところです。

今日は、そんなギリアドについて深堀りして見てみたいと思います。

ギリアドとは

会社名         ギリアド・サイエンシズ株式会社
本社所在地〒100-6616 東京都千代田区丸の内1-9-2 グラントウキョウサウスタワー16F
設立2012年11月
代表者代表取締役社長 ケネット・ブライスティング
従業員数401名(2022年1月現在)
事業内容医療用医薬品の製造・販売など

ギリアドは、アメリカに本社を構える大手外資系製薬メーカーで、

  • HIV
  • C型肝炎、B型肝炎、D型肝炎
  • COVID-19
  • オンコロジー
  • 炎症性疾患
  • 侵襲性真菌感染

の6つを重点領域にしています。

ギリアドと言えば、ハーボニーとソバルディの印象を今でも強く持っている人も多いのではないでしょうか。

C型肝炎に対してかなり効果が高く、2015年には国内の売上高で

  • ハーボニー:2,693億円
  • ソバルディ:1,508億円

を記録しています。

ハーボニーとソバルディにより、C型肝炎は完治を目指せる疾患となったことがギリアドの一番の功績だと私は思っていますが、それに伴いC型肝炎の患者数が劇減し、その後この2つの薬剤の売上は減少の一途を辿っていきます。

それに加え、アッヴィから競合となるマヴィレットが発売されたことにより、ギリアドは一時期売り上げがかなり減少しています。

日本から撤退するのでは?という噂を聞いたこともありましたが、その後見事にV字回復をして現在に至っています。

日本法人の本社は、東京駅直結のグラントウキョウサウスタワーに構えています。

駅直結ですので、雨の日も濡れずに通勤でき、非常に便利ですね。

業績推移

2018~2021年の決算資料に基づき、当社の売上、営業利益、営業利益率、最終利益を以下の表に纏めています。

2018年2019年2020年2021年
売上
(million $)
22,12722,44924,68927,305
売上
*2022/2/1時点の1$=115円で日本円に換算
2兆5,446億円2兆5,816億円2兆8,387億円3兆1,400億円
営業利益
(million $)
8,2004,2874,0719,018
営業利益率37%19.0%16.4%33.0%
最終利益
(million $)
5,4555,3861236,225

はるきち

売上は、日本円換算で2兆後半から3兆前半で推移していて、順調に右肩上がりになっています。それに加えて、営業利益率が高く、かなり儲かっていることがわかります。

2021年の決算資料によると、グローバル全体の売上ベスト3は、

  • ビクタルビ(8,624 million $、9,917億円)
  • ベクルリー(5,565 million $、 6,399億円)
  • ゲンボイヤ(2,879 million $、3,310億円)

となっています。

1位のビクタルビと3位のゲンボイヤは抗HIV薬、2位のベクルリー(成分名:レムデシビル)は抗ウイルス薬でCOVID-19感染症の治療薬です。

決算資料によると、全体の60%弱の売上を抗HIV製品でまかなっており、当社の一番の重点領域は抗HIV領域であることがわかります。

はるきち

2021年のオンコロジー領域の製品の売上は1,313 million $で、全体の5%弱の売上構成比となっています。

パイプライン

2021年の決算資料の中のPresentation資料より、パイプライン関する以下の画像を引用しています。

抗HIV薬が売上構成比で60%弱を占めていましたが、開発品はオンコロジー領域の薬剤が一番多く、オンコロジー領域に力を入れていることがわかりますね。


以下の画像はAnswers Newsより抜粋したものとなりますが、ギリアドのオンコロジー領域のパイプランについて詳細に記載されています。

面白そうな薬剤が多いですし、今後ギリアドの売上の中でオンコロジー製品の比率がドンドン上がっていきそうな感じですね。

はるきち

オンコロジー領域の経験者であれば、「固形癌を担当したい」「血液がんの方が好き」などの好みがあると思いますが、当社では固形癌と血液がんの両方を開発している点も、個人的にはGoodだと思います。

働き方

ここ最近は、転職先に求める条件として「働き方」を挙げる人が増えています。

2022年12月に実施したアンケートによると、当社での働き方は以下のようになっています。

  • 会社規定の出社頻度:特になし。フルリモート実施可能。
  • 勤務体系:コアタイムがなく、スーパーフレックス。
  • 出社時の服装:オフィスカジュアル(襟付きシャツ・チノパン可など)

特に出社を強制されることも無いようですし、テレワークをメインで業務をしていきたい人にとっては、非常に良い環境ですね!

採用

当社にはCRAは在籍しておらず、モニタリングはCROに全てアウトソースしています。

そのため、当社に応募するのであれば、他のRoleで応募することになりますが、開発関連の職種は定期的にオープンになっており、私自身もエージェントから求人を紹介されたことが何回もあります。

今考えると、応募しておけばよかったなとちょっと後悔していますが、ギリアドに興味がある人はエージェントに登録して、積極的に情報を取ってみてください。

年収

当社の年収は非常に高いと評判ですよね。

当社が日本法人を設立したばかりの頃と比べるとやや年収レンジは下がったと言われていますが、それでも一般的なメガファーマの水準よりも高いと思われます。

それに加えてRSUも付与されますので、マネージャークラスで年収 1,000~1,300万円+RSUぐらいの水準は狙えるのではないかと思います(前職の年収や経験による)。

求められる英語力

実務で英語を高頻度で使いますし、Globalとのテレカンも定期的にありますので、高い英語力が求められます。

ギリアドに限らず製薬メーカー全般に共通して言えますが、Study Managerクラスの求人ではTOEIC 800点前後が求められています。

実際に、TOEICで800点無くても問題ありませんが、要はGlobalとのテレカンでしっかりとコミュニケーションが取れるだけの英語力が求められますので、日ごろから英語の学習を継続しましょう。

まとめ

今日はギリアドについて、記事を書いてみました。

今日の考察を纏めると、ギリアドは

  • 業績が右肩上がり
  • 時価総額 14.5兆円(2023/1/7時点)
  • パイプラインが豊富
  • フレキシブルな働き方が可能
  • 高年収・RSU付与

となります。

エージェントから聞いたところによると、社内公募もそこそこ活発にやっていたり、最近は離職率がかなり下がっているようで、非常に働きやすそうな印象を持っています。

ギリアドに興味がある人は、転職エージェントに登録して積極的に情報を取ってみてください。

では!

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