バイオベンチャーへの転職を考えてみる

2020年9月20日

どうも、はるきちです。

今日はバイオベンチャーへの転職を考えてみたいと思います。

実は少し前までバイオベンチャーへの転職について真剣に考えており、いろいろ会社を探しておりました。
現職に特に不満は無いのですが、一度は経験してみたいという気持ちがあり、挑戦するなら少しでも若い方が良いのかなと考え、とりあえず情報収集から始めているところです。

近々で転職する予定はありませんので、現職でStudy Managerとしての更なる経験を積んでいきたいと思いますが、近い将来バイオベンチャーへチャレンジすることがあるかもしれません。

バイオベンチャーにもメリット・デメリットがありますので、そこで今日はバイオベンチャーへの転職について書いていこうと思います。

バイオベンチャーとは?

まずはバイオベンチャーとは?から説明していきたいと思いますが、Wikipediaによると『バイオテクノロジーを主たる事業とする新興中小企業を指す』と書かれております。

イメージとしては、社員20人くらいの会社の小さな製薬メーカーで、主に希少疾患を扱っている会社が多いと思いますが、必ずしも社員数が少ないわけではなく、規模が大きなバイオベンチャーもあります。

バイオベンチャーの中には日本発のバイオベンチャーと外資系のバイオベンチャーがありますが、
日本発のバイオベンチャーでは『そーせいグループ』が一番有名ではないでしょうか。

以下の画像は『そーせいグループ』の株価の10年チャートになります。
2009年に最安値53円、2016年に最高値6,645円となりましたので、ハンドレッドバーガー(株価100倍)を達成したモンスター株です。
2020/1/29時点の株価は2,013円です。




外資系でもたくさんのバイオベンチャーがありますが、外資系で私が個人的に気になる会社は『バイオマリン』です。
『バイオマリン』は小児の希少疾患に特化した会社で、日本上陸はここ2年以内だったと思います。

『つくしの会』という軟骨無形性症患者さんの家族の会があるのですが、 『バイオマリン』と『つくしの会』 で面談を行っているようです。
希少疾患の中には治療薬が無く、治験だけが頼りという疾患もありますので、患者さんに求められている治験は開発に携わる者として、やりがいがありますよね!
http://www.tsukushinokai.net/open/news/post-50.html

バイオベンチャーに転職することのメリット

まずバイオベンチャーに転職するメリットについてまとめてみたいと思いますが、バイオベンチャーには以下のメリットがあると思いますので、それぞれ考察してみたいと思います。

・年収が高い
・ストックオプションが付く会社もある
・幅広い経験を積むことができ、やりがいがある
・スタートアップ時に入ることができれば、日本法人立ち上げの貴重な経験を得ることができる。

年収が高い

前職考慮となりますが、年収はかなり高いという話です。
MRの話にはなりますが、年収1,500万円ほどを提示する会社もザラにあるようです。

ただし、退職金が出ない会社が多いと思いますので、転職する際には大手製薬メーカーとバイオベンチャーでどの程度生涯年収に差があるのかを吟味する必要があると思います。

また、退職金が出ないバイオベンチャーに転職するのであれば、1,500万円ほどの年収が無いと割に合わないと思いますので、転職したことで生涯年収が下がることが無いようご注意ください。

ストックオプションが付く会社もある

会社によってはストックオプションが付く会社もあります。
まだまだ会社が小さい頃のセルジーンはストックオプションも結構な額を出していたみたいで、ストックオプションだけでも年間500万円以上出していたという噂を聞いたことがあります。

一般的に、会社が大きくなるにつれてストックオプションは減額又は廃止の方向となりますので、セルジーンは今はストックオプションを出していないかもしれません。

また、ストックオプションを出している会社の場合、入社後3年以降からストックオプションで得た株を売却することができるという規定を社規社則で設定している会社が多いと思います。

幅広い経験を積むことができ、やりがいがある

外資系の製薬メーカーでは部署が縦割りになっており、業務が細分化しております。
細分化していることにもメリット・デメリットがそれぞれあると思いますが、私個人はデメリットの方が大きいと思っております。

バイオベンチャーでは一人当たりの業務の幅が広く、かつ裁量を持てる会社が多いみたいです。

そのため、ガツガツ仕事をしていきたい人には向いていると思います。

スタートアップ時に入ることができれば、日本法人立ち上げの貴重な経験を得ることができる。

スタートアップ時に入社することができれば、日本法人を立ち上げるという貴重な経験を積める可能性があります。

ただ、私が知っている範囲ではスタートアップのメンバーに開発が入るケースはあまり無いようで、日本法人がまだまだ小さいうちは、臨床開発はCROに丸投げしているケースの方が多いと思われます。

バイオベンチャーに転職することのデメリット

では次にデメリットを見ていきたいと思います。

・買収されるリスクがある
・社員が少ないため、一人当たりの業務量が多い
・パイプラインが枯渇する可能性がある
・教育する風土がない
・入社難易度が高い会社が多い

買収されるリスクがある

バイオベンチャーには買収されるリスクが付き物です。
将来有望なCompoundがあればあるほど、買収されるリスクが高まります。


ただ、私は買収されること自体は悪いことだけでは無いと思っておりますし、パイプラインが枯渇して買収される価値さえ無いよりはまだマシだと思います。

あとは、どこの会社に買収されるかにもよりますが、買収後も「元〇〇」などの派閥ができるような会社でなければ、買収されても特に気にすることは無いように思います。

社員が少ないため、一人当たりの業務量が多い

バイオベンチャーは社員数が少ないため、業務量は覚悟しておいた方が良いと思います。

ですので、手順が整った中でのんびりやっていきたい人には向いていないと思います。
手順が整っていない中で前に進める力が必要となりますので、「曖昧耐性」がないと厳しいと思われます。

パイプラインが枯渇する可能性がある

バイオベンチャーにはそもそもCompoundが少ないため、開発中の薬剤が開発中止となった場合は死活問題となります。
また、開発品目自体が少ないので、会社によっては開発品が無い時期が発生する可能性があると思います。

大手製薬メーカーでは1つや2つ開発中止になったところで倒産するような会社はまず無いと思いますので、バイオベンチャーの方が不安定であることには違いないと思います。

教育する風土がない

バイオベンチャーは基本的に新卒採用は行っておらず、経験者採用のみです。
経験者の中でも経験豊富なベテランが多く、平均年齢は45歳以上の会社が多いのではないでしょうか。

そのため、ポテンシャルが高い若手を採用し、教育していくという風土は皆無だと思っていた方が良いと思います。
教育する必要がない経験豊富なベテランが求められる傾向が強いと思います。

入社難易度が高い会社が多い

ここ最近バイオベンチャーへ転職志願者が多くなったこともあり、バイオベンチャーへの転職は結構難しいと聞いております。

経験豊富なベテランを高年収で入社させ、自分ひとりで何でもできる人が必要とされておりますので、豊富な経験と希少疾患に対する情熱が求められます。

バイオベンチャーへの転職で開発の話は聞いたことが無いのですが、MRの採用に関しては倍率も結構高いみたいで、狭き門となっております。

まとめ



大手製薬メーカー、バイオベンチャーそれぞれにメリット・デメリットがあると思います。

大手製薬メーカーにいても、将来が保証されているわけではありませんので、そういう意味では大手製薬メーカーにいても、バイオベンチャーに転職しても、あまり変わらないのかもしれません。

いつも書いていますが、いつ何があるかわかりませんので、いつ・どこにでも転職できるようなスキルを身に着け、日頃から準備しておくことが重要ですね。

Be Prepare!

では!

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